問い。

よく~。

「目指すところはなんですか?」

と聞かれて、皆さんがすっきりする答えを返せないんですが。

目指すものがないのではなく。

言葉で表現しきれないんです。

色々皆さんと試してみるのは、皆さん自身にもたくさん経験してもらいながら、私の目指すものを一緒に感じてほしいと思うのです。

ご自身の経験に勝るものなしです。

私がいくら大感動の経験をしても、私がそれを言葉で伝えている以上、皆さんは私というフィルターを通してしか見ることができません。

いや。

「エラク感動した(らしい)ヤギ」しか見ることができません。

音楽が持つ力や人の心を動かす感動の種は、その瞬間瞬間に、様々な形で埋まっていて。

それを花咲かせるには、自分自身でそこに行き、水をやり、大事に育てる…。

今は見えないけれど、必ず咲くと信じて、育て続ける。

私が目指すものは、私自身もまだ見ていない花なんです。

でも間違いなく種としてあって、いつか咲く。

世の中にたったひとつでもない。

いくつあるかさえ、予想もできない。

これまでも。

過去に見てきた花とは違う花をたくさん見ることができました。

薔薇のような華やかで美しい花を求めていた時期もありましたが。

今は、だぁ~れも名前も知らない、可憐な花を、たくさん見つけるのが楽しい。

芽吹き、つぼみが開くたびに、ひたひたと、感動し。

「こんな花があったのか!」と感嘆するのです。

次々と芽をだし開く花は、どんどん増えて広がっています。

小さい花、大きい花、赤い花、白い花。時々黒い(笑)。

今まで以上の感動の種が、きっとまだまだ埋まっています。

私もまだまだ勉強中です。

一緒に今咲かせるべき種を皆さんと一緒に探して育てていきたい。

同じ一個の種じゃなく。

皆でそれぞれの花の種を育てましょう。

花壇からあふれるほどの、色とりどりの花々。

それらを皆と一緒に眺めたい。

相変わらず、うまく表現できませんね(笑)。

解答は、問題を解いてみないと、わからない、ということで。

諦めて、一緒に活動してください(笑)。

あ。ちなみに。

言葉に魂を宿すとか。

旋律やハーモニーをしっかり、とか。

その他もろもろの、合唱の魅力の共通項を味わい楽しんでいくのは、もちろんのことです。

今もこれからも、出会う事象、向き合う事象を最大限に楽しんでいきましょう!

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