月日の経つのは…

思うところあって、某所で語学試験を受けてきたヤギです。こんばんは。

あまりのできなさっぷりに「私の語学力はごみである」と言う言葉が脳内をぐるぐる。

いやいや、だめだめ。

こんな否定的な言葉を使っちゃ。

いつも思うんですけど~。

どんなことでも、初めの一歩って、すごく勇気がいりますね。

後で振り返ると小さなことでも、未知の間は大きささえ読めないシロモノ。

実は来年、ハンガリー留学を開始した年から、ちょうど10年になるんです。

2004年の9月が、私が人生を大きく方向転換させた小さな一歩を踏み出したとき。

来月ドイツへの短期留学(語学&文化研修)が控えているせいか、最近よく、ハンガリー留学初期のことを思いだします。

10年前の今頃、きっと私、留学の準備を始めていたのだと思います。

今日は特に、よちよちにも満たなかった英語力で、音楽専門教育ゼロのバックグラウンドで、音楽留学しようとハンガリーに発った日の夜のことを思い出しました。

期待と不安が入り混じる~なんて、美しい事態では一切なく。

不安だけ200%。不安過ぎて押しつぶされそうでした。

あの日、親友と旦那が成田まで見送りに来てくれて。

二人と別れる時、号泣したっけ(笑)。

丸きり一人で海外に行くのも初めてだったし。

あの時は、次の一瞬さえ予想がつかなくて。

今日、試験前に会った親友二人のうちの一人が、その時の人で。

試験会場に入るのを見送られた瞬間、あの時の気持ちがよみがえったりして。

ちょっと泣きそうになったのは秘密。

今日ってば、国内なのに、しかも、語学試験なだけなのに(笑)。

今日の帰路はあまりの試験の出来の悪さに、ハンガリーで受けた各種試験で、ダメだしオンパレードだった時のことまで思い出しましたよ。

あの日のあの絶望感たるや。

寮の自分の部屋に戻って、ベッドの上で大の字になって放心して過ごしたっけ。。。

いやー、よく生きながらえたな、私。としみじみ。

何が言いたいのでしょうね。

よくわかりません(笑)。

ただー。

あの時の不安感、絶望感はいつの間にか、これ以上はない素晴しい体験になって、私の今を支えています。

例えば、今何か苦しい側面にぶつかっていたとしても、将来の私に、必ず力を与えてくれるはず。

だから投げ出したくない。

やるかやらないか迷う時は、できるだけ「やる」を選びたい。

その「結果」を受けて、先のことを考えたいから。

やらないという選択肢の先は、「進化を止める」か、再度「やる」「やらない」の同じ二者択一が現れるような気がするんです。んで、永遠に続く☆同じところぐるぐる☆

どうせいつか踏み出す一歩なら、今、踏み出しておきたい。

月日の経つのは早いもの。

一年でも一日でも若いうちにやっとかないとね(笑)。

そんなことを考えた今日でした。

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