明日があるということ。
約一ヶ月の語学研修が終わり、感傷にひたっていたやぎです、ぐーてんあーべんと。
涙ながらに綴った本日のブログ(なかなかの力作)が、UP直前、最後の最後に全て消えてしまい。
それと同時に、ほとばしる想いも、クールダウン。涙もすっかり引きました(笑)。
人生こんなもん。
今日は最後の授業日で。
出会いがあれば、別れがある…、そんな当たり前のことを、改めて考えた一日でした。
親しくなった友人たちにさよならをいう瞬間も悲しかったですが。
私の胸を一番締め付けるのは、一ヶ月間お世話になった、ステファニー先生の授業をもう受けられないということ。
ワタクシ、本当によい先生に巡り合えたと思います。
特別な会話をしたわけではありませんが。
授業を通して感じる、指導方針、指導方法、雰囲気作り、物腰、その他諸々、全てに感銘を受けました。
久しぶりにがっり指導を受ける立場になりまして。
先生の授業を通じて、人を生かし、能力を育む指導とはどういうものかを垣間見ることができましたし。
楽しみや喜びをもって学ぶことも体験でき。
クラスメイトが、ただの隣人ではなく、一緒に考え、助け合って共に成長する仲間になりました。
学校自体のカラーや方針でもあると思いますが、同じ理念でも、現場の指導者によって雰囲気が大きく変わるのはこれまでもたくさん経験してきましたので、やはり先生のお人柄あってのこと。
この出会いに心から感謝しています。
感謝を伝える術が思いつかなくて。
今日、クラスメイトに「あなたの歌が聴きたい」とリクエストされたのをきっかけに、授業の終わりに先生と皆の前で一曲歌いました(笑)。
上手い下手はおいといて、私からのプレゼントのつもり。
皆に喜んでもらえたようでよかったです。
先生との別れ際、思い切って、お礼を言いに行きましたが。
ほとばしる感謝の想いと、使える言葉に大きな差があって、めちゃめちゃなドイツ語大放出。
(野生の暴れ馬を想像するとわかりやすいと思われます…笑)
あの歌は先生のために歌ったんです、とも伝えたかったのですが、恥ずかしさもあって、半端なことしか言えませんでした。
今日ほど、自分の言葉足らずさと内気さを恨めしく思った日はありません。。。
やれやれ。
それにしても。
当たり前に迎えていた、いつもの「明日」がもうないということが、これほど胸に来るとは!!
友人や先生と「また明日ね!」と別れられることって、幸せなことなんだな、と、改めて感じています。
あうう、さみしいよぅ。
前の(消えた)ブログには、もっといろいろ、人生とか音楽とか、切々と綴ったのですが。
もはや、あの気合あふれる文言はココでは再現できず(苦笑)。
無理して今あれこれ書かなくても、この一ヶ月で得たものは、今後の合唱音楽活動、私自身の人生ににじみ出るはず。。。だから、「ま、いっか」って感じです☆
明日の朝にケルンに行き、明後日に成田に向かいます。
これから必死に荷造りです。。
荷造りが間に合うよう、金曜日の飛行機が無事に(落ちずに)飛ぶよう、心から祈る次第です。
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