脳トレのお誘い☆

マスタークラスで出会った合唱団は、アメリカ・オレゴン大学の合唱団でした。

興味あって調べてみましたが、総合大学なのですね。

メンバーの大部分は音楽関連分野の専攻者ですが、数名そうでない人も参加しています。

毎年新人が入り、当然数年で団員はすべて入れ替わります。

それでも、団としては、50曲もの楽譜を与えられても全く動じず、指揮受講生の選ぶ曲を初見で美しく合唱していました。

譜読みの段階でも美しく鳴り響き、もう、しびれっぱなし。

彼らと出会って嬉しかったことの一つに、音叉と階名唱が、あの美しい響きの礎にあると知ったことがあります。

結成10年、一度もピアノで音取をしたことがないそうです。

団員一人一人が音叉を持ち、自分であれこれやっていました。

ハンガリーの音楽教育が私の音楽の基礎ですが、音叉、階名唱は、とても大切な道具。

彼らの美しいハーモニーと、確かな技術力の根底に、私が学んできたことと共通点があるとわかって、とても嬉しかった!

私が学んだ礎にどんな建物を建てることができるのか初めて全貌をみたように思ったのです。

彼らは、自信にあふれていて。

そして何より、心が開かれていて、一緒に音楽できる時間、瞬間瞬間がいつも幸せでした。

開かれた心は、開かれた響きを作るんですね。

ハーモニーのヴェールに優しく包まれ続ける感動体験♡

年長者目線で見れば(笑)。

大学時代に、合唱音楽を通じて世界に出、種々の人々と出会い、感動を共有できることは、その先の人生に多くの可能性を広げてくれるのではないかと思います。

翼を広げれば、自由に空を飛べる、どこにだって行ける…。音楽も人生も…。

そんな風にまぶしく見ました。

でもね。

若いからネ、で片づけてしまってはもったいないですね。

人ごとにしてしまうのは、もったいないんです。

今からでも遅くない、と信じます。

全く同じやり方でなくていいと思うんです。

同じ建物を作ることが目的ではありません。

高く飛ぶことだけが飛ぶことでもありません。

音楽が与えてくれる幸せは無尽蔵☆

色んな形があっていい。

人生経験を生かし、それぞれに見合う羽ばたき方を手に入れられればいいと思います。

まずは、音叉と階名唱。

階名唱は、私の団では既におなじみですが。

それと音叉を組み合わせていくと、響きはもっと洗練されていきますよ。

何よりすごくいい脳トレになります(笑)。なんかゲームみたいなんです。

音楽的な翼を手に入れつつ、脳のアンチエイジング!

一石二鳥(以上)☆

ぜひ一緒にやってみましょう。

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