【概要紹介】合唱ワークショップとしての奏華体験会
12月21日(日)に開催する「女声合唱団奏華 合唱体験会」に向けて、やぎプランをチラ見せ(笑)。
通常の体験会は「1回の活動の模様」を体験してもらうことが多いのですが、21日の体験会は、歌うことはもちろん、楽譜と親交を深める方法から音楽の「聴き方」のコツ、そして本番演奏に近い体験まで、通常数か月かかるものを1時間半程度の凝縮版でざざざっと体験していただきたいと考えています(笑)。濃厚&贅沢版(笑)。
そのため、一つの音楽空間を皆さんと一緒に作り上げる「ワークショップ」をイメージして企画しました。
主催である「奏華」は、日本語の合唱芸術作品を主なレパートリーとしている合唱団です。
私たちの言葉の美しさを改めて味わい、紡ぎあい、合唱だからこそ描ける音楽の世界を華やかに奏でていきたい!という団体です。
そのような声による音楽世界をより深く(高く広く)楽しむための足場、つまり基礎的な力をどう向上させていくか、ということも、奏華では大切にしていきたいと考えています。
音楽の基礎的な学びは重要要素を抽出して取り組む方法もありますが(ソルフェージュクラスや合唱練習冒頭の発声練習などはその例)、実際の演奏を通じて磨かれる側面も多々ありますね。
特に大人の皆さまの活動では、時間をやりくりして集いあう「アンサンブルの時間」は非常に貴重ですから、限られた時間の中で、個々人がすでお持ちの知識や経験をどうみつけて(出会いなおして)、どうやって演奏に生かせる状態に結びなおしていくか、という視点が大切になってきます。
余談ですが。
私たちは「音楽経験」を問われると、どうしても「習い事をしたか」「部活動をしていたか」などと考えてしまいがちですが、実は、私たちの日常は音楽にあふれていて、知らないうちに無数の「音楽体験」をしています(学校の音楽の授業に関しては悲喜こもごもの体験談が語られますが…。)
同時に私たちは、知識のかけらもたくさん持っています。
つまり、私たちはすでに、音楽という大きなパズルを組み立てるたくさんのピース(音楽の種)を持った状態にいます。
これらの知識と体験をパズルのように「うまく」組み合わせることで、それらが一人一人の「音楽経験」となり、豊かな表現力の礎になっていく、と私は考えています。
この「うまく」組み合わせる方法との出会いの場としても、合唱は非常に魅力的なのですね。
奏華では、この「うまく」組み合わせる方法を織り交ぜつつ、合唱初心者から熟達者まで多様な歌い手さんと一緒に「芸術的な合唱音楽」を作り上げていく楽しみを共有したいと思っています。
21日の体験会では、この季節にぴったりな「日本語の讃美歌」をテーマに、オルガン奏者の菅原淑子さんの多大なるサポートを得て、自らの声で歌う喜びはもちろん、それらを持ち寄ってハーモニーを作り包まれる楽しみ、音楽鑑賞をちょっとした基礎的学びに活用する方法、などを実際に体験していただきます。折々に「うまく」組み合わせる方法ももちろん登場しますよ。
奏華に興味がある方はもちろん、入団はちょっとわからないけど合唱はしてみたい、時節柄讃美歌を歌いたい、という皆様のご参加も大歓迎です。
ちなみに今回は、「メロディだけを歌う」という参加もありますよ。
女声合唱団につき、女性の方限定のイベントにはなりますが、お気軽にご参加いただければと思います。
女声合唱団奏華 合唱体験会
とき:2025年12月21日(日)14:30開始(14:15開場)/16:30終了予定
ところ:青葉の風テラス
※準備の都合上、事前にお申込みが必要です。
申込フォーム:https://forms.gle/DByMqp4MAjXN5irF6
お問い合わせ:femalechoirsoka@gmail.com





