御礼と雑感

おかげさまで昨日のLVEの駅コンは、無事に出演を終えました。

わざわざ会場まで足を運んでくださった皆様、あるいは足をとめて耳を傾けてくださった皆様、本当にありがとうございました。

また、主催者の皆様、特に会場運営の係の皆様には非常によくしていただいて、おかげさまで日ごろの練習の成果をいかんなく発揮できたと思います。この場を借りて御礼申し上げます。

実は私、9月11日から29日まで、学会発表や大学の海外研修引率補助業務などで、仙台を不在にしてました。

その影響で、LVEと私が一緒に活動できたのは、9月6日のあと、10月3日の前日リハとなりました。

本来であれば本番前の追い込みに当たるこの時期に、約1か月にわたって歌い手兼指導者である自分が不在になることに、若干の不安と期待を抱いていました。前者はもちろん、「間にあうか」というもの。そして後者はそれぞれの力がどう発揮されて伸びていくかというものでした。

結果としては、なんとか間に合って、それぞれの努力が結実したものとなったのですが。

同時に、私にとって、アメリカ~仙台で結んだオンラインレッスンと、団員練習の模様を撮影した動画の視聴が、今までにないいろいろな学びや気づきを得るものとなりました。

中に入っていると気づかない、歌う人たちのふるまいや歌唱時の癖のようなものがはっきりと見て取れたことで、あるメンバーの喉ケアがよい方向に動いたり、小手先でなんとかしようとすると演奏が崩壊のリスクにさらされ、音楽の神髄から離れてしまうのではないかと考えさせられたり。アメリカの音楽プログラムでは完全に黒子に徹していたこともあって、自分の内側からものすごい勢いで音楽欲が沸き起こるのも感じました。

音楽はその神秘性が魅力の一つですが、「演奏者」にはその神秘性に至るための現実的な作業がありますよね。私は指導者として、歌う人に歌がうまくなる「魔法」をかけることはできないので(笑)、現実的な作業の手順、方法を共有しながら、それぞれの声、知識、そして意識を生かした音楽づくりができればと考えています。

LVEでは、また、私自身も歌う人として、指揮(動作)と歌という二つの言語を駆使してよりよい音楽表現を目指しています。

やればやるほど伸びしろが見えてきて、音楽の山は高いなぁと思うのですが、それでも、この、自分の知らない自分にどんどん出会っていく感覚と、音楽や歌に対する強いパッションを持つメンバーとのやりとりは、私を音楽にますます没頭させてくれますし。なによりうまくハモった時の響き合い、その中に身を置く感覚はもー快感でしかありません(笑)。

アメリカ研修の時の学生さんが見に来てくれて、演奏の印象を「キラキラしてた」と表現してくれました。音楽の煌めきを愛してやまない私には最高のほめ言葉でした。

伸びしろ満載のLVEではありますが、これからも音楽の喜びや楽しみを探求して、煌めくような音楽世界を描いていけたらいいなぁと、妄想が膨らんでおります。

メンバーの皆様には引き続き精進していただいて(笑)。

いつも応援してくださる皆様には、引き続きご支援いただければ幸いです。

もちろん、私も精進します。

どうぞよろしくお願いいたします。

ついにLVEを表すジェスチャー登場!
写真はhttps://www.facebook.com/laetusvocalensembleからいただきました。
駅コン終了後新幹線に飛び乗って福島へ。高校合唱部の同期会に参加しました。こちらも超楽しかった。

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