ツル・ヤギ
昨日は、コーロ・リエートの創団10周年記念コンサートでした。
たくさんのお客様にお運びいただき、大変充実した良い時間を過ごさせていただきました。
お客様、関係者の皆さま、本当にありがとうございました。
合唱団の皆さんがそれぞれできることをガンバッテ、お互いに助け合って、音楽に向き合う様はやはり美しかったですし。
ご来場の皆さまへの心づくしの準備にも、ほっこりすることしきり。
これまで支えてくださった皆様への、感謝の気持ちを込めたコンサートにしたい、という、団の思いがぎゅうぎゅうに詰まっていたように私には感じられました。
どのコンサートも、いつも、音楽を通じた演奏者とお客様とのやり取りが楽しみだったりするのですが。
昨日のお客様は、ア・カペラ曲のステージで、1曲終わる毎に、感心のため息(と思う、たぶん)や、「あら~。きれ~」などのみ言葉までも聞こえてきて(笑)、こんな風に感じたことを手に取るように、ありのままのリアクションをいただいて、なんて自然な音楽空間だろう、と嬉しく思いました。
合唱団もお客様の雰囲気に助けられて、どんどんエンジンがかかっていったように思われます。
また、リエートさんがチャレンジした合唱組曲2つはとても集中して聴いていただいていることが感じられ。
響きのよいホールで、演奏中はもちろん、残響と、歌い終わった後の音のない時間「余韻」までもを共有できている感は、芸術としての合唱音楽だからこそ生まれる時間、味わえるひと時だったと思います。至福~~。
音楽の演奏は、お客様との共有があってやっと一つの形を見るように思うんです。
達磨の2つ目の目玉を入れるのは、お客様!みたいな(笑)。
そういう意味で、昨日は、目玉をしっかり入れてもらえたように思うんですよね。
ありがたいことです。
記念コンサートということで、ゲストにチェロの明珍さんをお迎えし、澤田さんの美しいピアノと、ぎゅっとご一緒させていただきました。
こちらは短期間で仕上げていくので、お互いのコミュニケーションをどうとるのか、など、とても勉強になりました。
合唱団の想いの詰まったコンサートにどう花を添えるのか、生きた音楽づくり、お客様に楽しんでいただく工夫など、今までになく意見を交換したように思います。本当に良い経験になりました。
リエートさんの演奏?
そりゃーもー、本番が一番上手ですよ。
いつも、当日まで、本当の姿を見せてもらえないんです。大事にとっておくみたい(笑)。
楽譜にない流れる様な転調(音が下がるともいう)も、素晴らしいチームワーク(笑)。
本番では、演奏中に起こる種々の小さな事故を感じさせない、おおらかな雰囲気、素敵な表情で伸び伸びと歌う姿が本当に素敵です。
(褒めてます!!)
私自身は、この規模のコンサートは久しぶりで~。
かつMCもガッツリ予定していたので、リハ中は脳みそフル稼働。
考えすぎて思考回路がショート。時々フリーズしてたのは秘密です(笑)。
本番はまぁ、なんというか、楽しくて仕方なくて。
始まってしまえばいつもあっという間です。
本当に幸せな仕事ですよ。ありがたや~。
一方。演奏以外では。。。
ビラ入れ予定で持参したやぎらぼのビラを出し忘れ、配布しそこねたり。。。
もっと大切なものも、出し忘れました。ちょっと社会人として恥ずかしいのでここでは言えませんが(^^;;
もちろん演奏には直接影響ないものばかりですが、次回は、会場に着いたら、「出し忘れ防止」のために、楽屋に全部広げよう!と決意した次第。
そしてワタクシ、終演後、着替えのために靴を脱ごうとして、足が「ツル」という体験をはじめていたしました。
心は永遠の18歳ですが、体はしっかり年相応に進化していることを実感した次第です。。。(老化とは口が裂けても言わない)。
打ち上げでは、合唱団の創団10周年記念なのに、私が記念品を頂戴してしまいました。
ななな、なんと、名前入りのお酒ですよ!
ばーん!!
私、自分のファミリーネームが大層気に入っていて、海外に出た時以外は、いつでもどこでも「ヤギ」と名乗っているもんだから、最近、私の中で姓も名もどちらも「ヤギ」で一本化されてたんですね。八木やぎ、みたいな(笑)。
昨日、お酒のラベルを見て、私にはファーストネームがあったことを久々に思い出しました(/ω\)
ちなみに、このスペシャルな一本。もう、中身は空っぽデス。
こんないいお酒、一人でいただくなんてもったいないですから、打ち上げ会場で、皆さんと一緒にいただきました。
10年間、一緒に音楽を作ってきた合唱団からいただいた、特別なお酒は、本当に本当においしかったです。
ありがとうございました。
お酒の写真しか載せないのもなんなんで(^^;;集合写真(非公式)もどうぞ。
皆さん、素敵でしょう?
公式写真は、近々合唱団でお披露目になると思います。たぶん。
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