やぎのひとりごと(公開だけど…)
いやー。
本当に、(運営面で)色々あったコンサートでした☆
今まで経験した中で一番、スリリングー。
スリル体験の例をほんのちょっと挙げてみたいと思います。
○公演プログラム等印刷物が本番当日に届く!(来なかったらやばかった)
○バンキエーリのうち4人が乗ったタクシーが、別の教会に彼らを送り届けてしまった(来なかったら冗談じゃなくやばかった)。
その他、ここでは言えないこともたーくさん。
でもね。
いつぞやある指揮者の方がおっしゃったのです。
本番前に、トラブルやアクシデントに出会うのは、物事を成そうとしているからだ、と。
本当にそう思います。
いつも、平安に、静かに、目立たずに暮らしていきたい私です。
(うそだろー?という突っ込みが遠くに聞こえる…)
何もしなければ、きっとこんな「生きた心地がしない」なんて経験ないんですよね。
緊張もしないし、心の底から「どうか無事に終わってほしい!!!」なんて切望することもない(笑)。
でも、生きている実感も薄いかもネ。。。
私は、合唱音楽を芸術として愛していて、それを一人でも多くの人と共有、共感したい。
それが私の(一生かけて)「成したいこと」なのかもしれません。
座って待っているだけじゃ、誰かが誘ってくれるのを待っているだけじゃ、ただ漫然と歌っているだけじゃ、この「大好き感」を、共有できる人は限られてしまうから…。だから行動を起こさなきゃって感じ。
なので。。。
各種アクシデントは、自分がちゃんと行動を起こせているという証拠であり。
乗り越えて物事を成就できるよう、あるいは後日振り返って次回に生かせるよう、積むべき経験なのです。
(ここでは、試練というのはあまり好きじゃない。試されてるわけじゃないと思うから。)
おかげさまで、多少のアクシデントでは動揺しなくなった自分がいます。
昔の私とは違う人みたいなんですよ、ほんと。
人格大きく変わるくらいたくさんの経験ができているのは本当に幸せ。
今回のコンサートは、私がよいと思っているグループとその音楽を、団の皆さんも含め多くの人と共有したかったのが開催の一番大きな理由です。
それに付随して、リハーサル、本番と、子供たちからその親(祖父母?)の世代の人まで声を一つにして一緒に歌えたことは、本当に素敵な合唱音楽共有の時間で、大きな副産物でした☆
また次回も仙台公演ガンバリマス☆なんて、うかつなことは言いませんが(笑)。
この経験をいろんな場面で生かしていきたいな、と思います。
全然話違いますが。
バンキエーリの皆さんとの打ち上げも、本当に楽しかったですよー。
今回は、ソプラノのイルディコさんの正面、カウンターテナーのジョルトさんの隣の席で。
イルディコさんは、「ハンガリーにいたんだったら、もっとハンガリー語を話しましょうよ」とかなり強引にハンガリー語で会話を持ちかけてきました(笑)。「ハンガリー語をもっと勉強しろ」って言われちゃった(苦笑)。
うーん(笑)。
カウンターテナーの彼は、とにかく、明るくて気さく。
なんかねー。いろんなツボを心得ている(笑)。
いろいろありましたけど、打ち上げのお酒が最高においしかったこともあり、本当に楽しいよい一日でした。
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