一緒に育つ

先週は、タイプの異なる二つのコンサートがありました☆

11月28日(水):コーロ・リエートおひさまコンサート

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熱気むんむん。写真からあふれてませんか?

もーねー。

本当に歌って素晴らしい!と、心底思うコンサートなんです。

過去数回の経験もあって、皆さんの運営準備は万端!

私は皆さんの波にのっかるだけ~☆

練習は若干綱渡りでしたが(笑)、でも、皆さん本当によくがんばって、素敵なコンサートになったと思います。

待ち望まれる演奏機会って、素晴しい。

私達が入場するのをものすごい熱気で迎えてくださり、一緒に歌ってくださいます。

このコンサートは聴かせるコンサートではなく、一緒に楽しむコンサートなのです。

一曲ごとに、拍手と感嘆の声をいただきまして、団員のテンションもあがります。

曲間の団員の説明中、何度かセンターの皆さんのお顔を拝見しましたが、頬に赤みが差し、笑顔がつややかで、両手を胸の前で組むなど、興奮している様子が手に取るようにわかって、嬉しかったです。

アンコールはもちろん、次回のオファーと曲のリクエストもいただきまして。

演奏者にとっても、非常に嬉しいコンサートとなりました。

12月2日(日):東北学院大学女声合唱団キャロラーズ第49回定期演奏会

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終演後、全体での記念撮影を失念(笑)。キャロとピアニスト澤田先生と4人で。

団員二人ですよ!二人!

この二人が、3年ぶりの定演復活を成し遂げたんです。

ガンバリマシター☆

定演が活動の軸であった合唱団が、3年間定演をやってなかったわけですから、正直、再開というより、立ち上げみたいなもので…。いろーんなことがありました。

想定外は日常茶飯事ですが、あまりの衝撃に腰が抜けたことも(笑)。

私、音楽だけやってりゃいいってもんじゃないのね。とかなり落ち込みました。

けど、学生たちも一生懸命なのです。ただ、経験がないし、教えてくれる先輩もいないから、先を見通すことができず、場当たり的な活動をしてしまう。…かなり、悶々考えました。

で。得た結論は…。

私自身が、定演復活のための活動とか、OGとしての立場とか、指導のための指導を考えるから訳がわからなくなるのであって。まずはよい音楽をすること、よい音楽づくりとその環境づくりを通して社会のルールやら集団行動の決まりごとやら大人との接し方を声に出して教えればよいのだ!と、思い至ったら、なんだかすっきり☆

冷静に考えれば当たり前のことですが。渦中にいるとなかなか、難しい。

「肌で感じよ」「背中を見よ」

…は、受け手がそういう感性や視点を身につけてから。。。

一緒に歌ってたら、思っていることを言葉に出さなくても通じ合えちゃう~…なんて、幻想です。

まずは、言葉に出していかなくちゃね。

新しい人間関係、信頼関係は、言葉を交わして構築していくのかもしれない。

指導者は団員より先を進んでいなければ、と思いますが。

音楽的技量は専門の勉強を通じてそれができたとしても、指導者としての資質って勉強だけじゃ育たなくて。

やっぱり、現場でこうやって、もまれて身につけていくものなんだ~、私も学生と一緒に育つのね~。と実感中。

あ、自分の話ばっかりしちゃった(笑)。

コンサートは、多少のアクシデントを含みつつも、それがライブの楽しさね☆くらいなもので、全体的に大変よいコンサートだったと思います。

LVEや澤田先生、OG会事務局のサポートに心より感謝します。

お客様にも大変喜んでいただけ、学生自身も楽しく達成感を持って終えることができたようで、皆で苦労した甲斐があるというものですね。

学生だろうが大人だろうが、プロだろうがアマだろうが、まったく関係なく、ステージに立ったら、演奏者。

音楽する人なんです。

そして、本当の意味でよい演奏者を育てるのは、指導者ではなく、お客様なんです。

私たちはコンサートや発表の場でお客様の貴重な時間を預かる身でもあります。

そこに向かって常に真摯によい音楽を作っていくのは、プロアマを問わず、音楽をする人の責務と信じます。

音楽する喜びを持って練習を重ね、あふれる喜びをお客様と共有できれば幸せですね。

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