ミュージシャンシップ…
GWも終盤ですね。
時間がたっぷりあるので(要は暇)、これを機に数年ぶりの断捨離実行中です。
断捨離の中には、やぎらぼWEBの整理も入っておりまして。
2016年にやぎらぼを始めた時と今とで、だいぶ状況が変わったので、現実に即した内容に改訂作業中。
Webにはない、個々のお悩み相談を受けてのプライベートレッスンが多いのでございます。
ヴォイスレッスン(ボイトレ)をしてほしい、という形でご相談を受けることもあるのですが。
詳しく伺っていくと、実は音符から音程やリズムを理解することがちょっとあいまいで、それらが技術向上を妨げている場合があります。
また、演奏技術の向上のためには、よい「耳」の育成が大事で、内的聴覚、内的聴感と言われるご自分の頭の中に響く音を聴く能力の向上も大きなカギになります。
この訓練は、「ソルフェージュ」と言われる分野に含まれ、音楽の基礎としてとても大事な部分を占めています。
が、この「ソルフェージュ」という単語の持つイメージが、私がハンガリーで学んだものと、日本で学ばれているもので、だいぶ違うようで。
なかなか皆さんに「あぁ、それね」と理解していただけるような適切な言葉が見つからないのです。
あぁ悩ましい。
ハンガリー、コダーイ研究所では、
・ソルフェージュ(音楽基礎能力訓練?)
・音楽理論
の二つを組み合わせ「ミュージシャンシップ」として総合的なレッスンが行われています。
ちなみに、ミュージシャンシップ(Musicianship)を手元の辞典で引くと、
・音楽の才、演奏の技量(ジーニアス英和大辞典)
・音楽家としての技量[知識、感覚、才能](リーダーズ英和辞典)
とあります。ふむふむ。
わかるようなわからないような(笑)。
ただ一つ言えるのは、私自身の歌唱含めた各種楽器の演奏は、このミュージシャンシップトレーニングに立脚しています。
ミュージシャンシップトレーニングを重ねることで、音楽能力や技術の習得にどんな効果があるのか、自分で実証実験をしているようなものです。
なんてったってほら、「モルモット」ですから(笑)。
ただ、「ミュージシャンシップトレーニング」をレッスン名称やタイトルにするとたぶん誰もわからない(笑)。
むしろ、敷居は高くなるばかり。
何か良い言葉ないですかねぇ…。
という、私の悩み事披露で今日の日記は終了。
ラーメンフェスタにGO!
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