京都にて合唱講習会の講師を務めました
11月15日(土)、京都での講習会にて講師を務めました。
お声がけくださった指揮者の三浦先生とは、2021年のコーラスWS@京都を通じて親しくなり、「いつか講習会を」というお話をいただいて、2年ほど時を経ての実現です。
今回受講してくださったフリシェスアイの皆様は、日ごろから丁寧な取り組みをされており、音楽の素地が豊かとお見受けしました。
そのため、メロディ、リズム、ハーモニーという音楽の3要素を、読譜を切り口に「ブラッシュアップ」するという観点で、「そもそも」的なお話を中心に、階名(通称移動ド)の役割と生活体験とのリンクの仕方を実践を交えて共有する形にしました。
講習会の後、参加者の皆様からたくさんのフィードバックをいただきまして。
ぎゅーぎゅーに詰め込んだ2時間を満喫し(笑)、さらに進んだ先に何があるのか、を楽しみにしていただいたようでうれしく思います。
音楽の基礎的な学びは「音楽そのもの」。
だから、Playする、楽しいもの、という私なりの到達点があります。
楽譜を使う実践において、楽譜をどう読むかは大切な要素でありつつも、学ぶ過程でずれが生じると、「積み重ね」が難しくなるときがあります。
特に大人の方は、忙しい日常のなか限られた時間での活動になりますから、どう積み重ねるか、もしくはどうこれまでの経験(在庫)を生かすか、という観点は大事ですね。
音楽に取り組む大人の皆様が、人生経験や興味・関心、向かっていきたい方向に沿った学びを、「学ぶ喜び」と「歌う楽しみ」をオーバーラップさせながら重ねていけたら素敵だな~と思います。
そのためにできることを、引き続き、私なりに探究・精進してまいります。
この度は、お声がけくださりありがとうございました。

2025-11-18 by
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