新しい輪

学生時代、所属サークルや学校の枠を超えた合唱交流が楽しくてしょうがなかったのです。

お互いの独立した活動があって、でも、お花見とかいろいろなイベントで一緒に遊び、歌い、飲み。

新入生勧誘時期にはお互いの学校に足を運び、声掛けを協力し合い、

コンサートシーズンには、それぞれの努力と成長のあとを称え合う。。。

他団の新入生に目を細め、先輩方を慕う。

思えば高校時代からそういう環境にいたので、合唱に「交流」はいつもつきものでした。

MTEの結成は、もともとは、小さい合唱団が協力し合ってコンサートを開催する、というのがきっかけでしたが。

今では団の枠を超えた交流も盛んになって、お互いの演奏や活動に刺激を受け合い、お互いを助け合う、そんな雰囲気が自然とわき上がってきました。

そんな皆さんと音楽ができることが本当に幸せです。

合唱は、ハーモニーが大切ですが。

それはやはり、人との調和があって成り立つものだと思うんです。

技術も大事ですがぁ～。

声を出す技術だけじゃなく、とかしあう気持ちが必要ですよね。

相手を認め、自分を殺さず、それぞれの持ち味を生かし高め合い、とかしあう。

そうすることで複数の音がひとつの新しい色になり。

その新しい色で、歌の持つ心象風景に、音だけじゃなく色をつけていくんじゃないかと。

なんて、ぐだぐだ書いていますが。

MTEと、れん杜さん、新しい合唱の輪が広がりそうで私は嬉しく思います。

って話でした。