妄想で感動☆
今日のランチがちょいと不発で、精神的消化不良・不完全燃焼のヤギです。こんにちは。
要は「私が」会の趣旨に対しお店の選択を誤ったのですよ…。しょぼん。
個人的に夕飯で挽回したいと思いますが、ビストロ・ヤギは、まだメニューを決めていません。
なお、このビストロ、唯一の常連客に仕込み(炊飯ともいう)をさせる不思議なお店。
さてさて。
出番のお知らせをUPしなければーーー、と思うのですが。
先日一生懸命書いたのにうっかり消去してしまったことがあるので、それを先に。
それは古本で手に入れた「女声唱歌」のこと。
明治時代に発行された古い歌のご本。
唱歌と言っても、小学唱歌、幼年唱歌、尋常小学唱歌とか色々あるんですよね。
女声唱歌、女学唱歌があることは今回知りました。
手元にやってきたのは、大正時代の版。
時代を感じるご本には、菩提樹やローレライも載っています。
元の持ち主のドイツ語やカタカナの書き込みがあって。
それを見た瞬間、昔の人たちの歌を通じた心の動きを勝手に妄想して。
ワタクシ、なんだかとっても感動してしまいましたの。
もちろんネットもテレビもない時代。
江戸から明治に大転換してまだ数十年。
初めて洋風の音楽を見聞きしたときには、きっと新鮮な驚きで心が震えたのではないかしら。
異国情緒あふれる調べに、遠い世界を想い、まだ見ぬ異国の自然や人の営みを思い描き、歌いながら夢や憧れで心がいっぱいになったのではないかしら。
…なんて。
そんな風に想いを馳せて向き合うと、既知の曲が急に違う姿を見せ始め。
まるで、新たに出会ったような感動が。
そして、歌う感動は、何倍にも何十倍にも膨らんでいくのです。
一冊の古い楽譜から妄想広がりまくり。
音楽って、歌って、やっぱりすごいな、と、とても嬉しく思った瞬間でした。
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