ままどおるの思い出
世の中には、私のテンションをがっつりあげてくれるお菓子がいくつか存在しております。
「じゃがりこ」LOVE♡は自他ともに認めるところで。
周囲にもかなり影響を及ぼしている気配(笑)。
どうもすみません(^^;
もう一つは「喜久福」(ずんだ生クリームのみ)。
喜久水庵の近くを通って、手ぶらで帰れる自信はありません。
そしてもう一つ。
「三万石のままどおる」
出身地福島県を代表するお菓子の一つだと思っています。
これは滅多に買わないのですが。
昨日、連日の雨模様に落ちたテンションを回復させるべく購入。
ままどおるを目にすると必ず思い出すシーンがあって。
それは私の子供時代にさかのぼるのですが。
よそのお宅に(おそらく)祖母とお邪魔して、御茶うけの「ままどおる」を一ついただいて。
テーブルの上にまだまだある「ままどおる」を「もう一つ食べたい」と熱望しながらじっと見ている図(笑)。
今だったら、「わーーー、これおいしい!!」とか言って、遠慮なく手を出すところですが(^^;;
当時の私はつつましく(笑)、結局言い出せず仕舞いで帰ったんですね。
私の小さい頃、実家では、オヤツと言えば、祖母の作る味噌焼きおにぎりやシソおにぎり。
母が作る牛乳と卵の蒸しパン。
近所の「たばこや」で買える駄菓子など。
そして、祖母によくついて行った法事関係でいただくお菓子、饅頭やら何やらの和菓子でした。
(ある意味幼少期に一生分の和菓子を食べたので、今和菓子に惹かれないのかも…)。
だからよその家で、御茶うけに登場した「ままどおる」に感激しちゃったんですね。
普段の饅頭と全然違うんですもん。
そんな訳で「ままどおる」は。
「もう一つ」が言いだせなかった幼い私と。
祖母や母が作ってくれたオヤツの味。
色んな事が相まって思い出されて、胸がキュンとなるお菓子です。
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