ライフワーク?
ワタクシゴトですが。
来年ハンガリーから帰国して10年の節目になることもあって、これからの10年何をしようかな~なんて、薄らぼんやり妄想中。
ライフワークとでも言ったらいいでしょうか。
帰国後、「ソルフェージュ(音楽の基礎教育)」面に力を入れてきたけれど。
これからはハンガリー音楽の「演奏面」にももう少し力を入れたいなぁ。
私の音楽の礎は、ハンガリーでの学び。
ハンガリーという国に育ててもらい、そのご縁から出会いも学びも広がりました。
だから、ご恩返しに、毎年少~しずつハンガリー音楽を取り上げていけたらいいな~というのが目下の野望。
そもそもハンガリー音楽って?
ロマ(ジプシー)音楽との違いは?
などなどをもっとちゃんと勉強したいと思っています。
居酒屋用語以外のハンガリー語ももっとちゃんと覚えよう(´・ω・`)
今回取り寄せた、ハンガリーの作曲家の一人、フェレンツ・ファルカシュのCD。
ハンガリー音楽との比較のために図書館で借りた、ロマ(ジプシー)の旅路を歌と踊りで綴っているらしい「ラッチョ・ドローム」のDVDと一緒に記念撮影。
フェレンツ・ファルカシュのご子息、アンドラーシュ先生は私の指揮の先生の一人。
アンドラーシュ先生と出会ったのは、丁度10年前、所属していたハンガリーの合唱団のスイス遠征ででした。
遠征中本当によくしていただいて。
その時、翌年夏に開催される合唱指揮者のためのオーケストラ指揮コースにお誘いいただき。
その件で、ハンガリー、ブダペシュトのご自宅にもお招きいただいて、一人で頑張って行ったっけ(笑)。
よちよち英語で、電話で場所を聞いて、知らない町に、自分のメモだけを頼りに行ったのは、完全なアドベンチャーでした。
当時の私は作曲家フェレンツ・ファルカシュがどんな方か全然知らなくて。
作曲で使っていた書斎とか見せてもらったのに、感慨がなかったという。。。
今なら、泣く。
もー10年になるのかぁ(遠い目)。
あの出会いから、広がった世界は本当に大きくて。
物凄い刺激的な経験だったなぁ。
CDを聴いているといろんなことが思い出されると同時に。
美しい音楽に何かが浄化されていくようで。
自分は何を太陽にして、育っていくべきか、考えさせられます。
そうそう。
ファルカシュの作品に17世紀の古い舞曲に基づく楽曲があるのだけど。
コダーイ研究所でジュジャ先生の「ハンガリー音楽史」で学んだ旋律が満載。
それを聴くと…。
曲の一部を聴いて題名と解説を書く音楽史の試験が、「イントロクイズ並み」にハードだったことが思い出されます。
いい思い出だ(笑)。
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