新年度なので旧年度振り返り(笑)
こちらではご無沙汰しております。やぎです。
新年度ですねぇ。
「人間だってアニマルだ!」は私の歌の先生の名言ですが(笑)、暖かくなると、やはりなにやらウキウキします。
今月は「巣ごもり倶楽部」。非公開。
私今回は、楽器3種類を持ち込んで演奏します。
昔取った杵柄に期待して、15年以上仮死状態だった楽器も復活しますよ。
どうなるかな~~わくわく。
さて。
だいぶさかのぼりますが。
2月の濃厚な日々を少々振り返ります。
2月11日は、リエートさんのミニコンサートがありましてね。
リエートさん念願のアクアホール。
春へのあこがれと称して、(こじつけも含めて)春にちなんだ曲をお送りしました。
た~くさんのお客様に足をとめていただき、嬉しかったですね。
リエートさんは今成長期真っただ中で。
少しずつ海外の合唱作品に(原語で!)取り組み始めています。
日本の合唱組曲にもまた取り組んでいくことでしょう。
女声合唱の面白み、音楽の奥行きを一緒に楽しんでいけたらいいなと思っています。
コンサートの詳細は合唱団の新しいブログに記載があるので、ぜひご覧ください。
2月14日~15日は、江戸にお上りさん。
日本ハンガリー外交関係開設150周年事業のオープニングセレモニーに参加したり。
ツィンバロンの世界的名手と言われるヴィクトリア・ヘレンチャールさんのコンサートを聴いたり。
仕事の打合せや友人とのランチなど、特濃な2日間を過ごしました。
ヘレンチャールさんのコンサートは、もう、本当に、圧巻で。
ツィンバロンという楽器の可能性の限りなさ、今現在の「ハンガリー音楽」を垣間見た思い。
たった一人、1台の楽器であのように多彩な音楽世界を描き出せる力量に圧倒され。
思わず、CDを大人買いして帰ってきました。
そして。
2月24日(日)はミュージックアソート。
ツィンバロン奏者を呼んで、ハンガリー音楽を…という願望は数年前から抱いていて。
実現のために動き出したのは2018年の2月。
約一年かけて準備にあたりました。
本番前日に、平土間ホールに仮設客席を設営したのですが(業者さんが)。
コンサートができる形になるまで出会った種々の困難を乗り越えた「形」が見えたようで感無量でした。
演奏はおかげさまで大変好評をいただきました。
SIFのKさんが撮ってくださった写真がまたすてきで、何度見ても、あの時の濃厚なひと時が蘇るようです。
出演してくださった皆様、ご来場のお客様、陰に日向にご支援くださった皆様に改めて感謝申し上げます。
一つの音楽機会は、「演奏」だけでは成り立たなくて。
その演奏を実現するための場所、流れを作っていく必要があります。
いつも思うのですが、同じコンサートホールでも、会によって、全く違う顔を見せてくるようです。
コンサートの会場に足を運び入れた瞬間から、その会に携わる人すべての、良いひと時を共有したいという願い、共有したい音楽世界が満ちているように感じられるのです。
音楽の演奏は、それらが音になって表現される、要は、結実のようなものだなぁと思います。
味わいのある実をお届けできるように、これからもゆるっと精進していきます(笑)。
今後ともどうぞごひいきに。
今日は音楽を聴きながらブログを綴ってみましたよ。
ファルカシュ:管弦楽作品集 4
コンサートでも取り上げましたが、フェレンツ・ファルカシュはハンガリーを代表する作曲家の一人。
そしてこのCDの1曲目ビハールのルーマニア民俗舞曲のツィンバロン奏者がヘレンチャールさん。大好きな曲です。
この曲の演奏は今回は叶わなかったのですが、いつか、このCDと同じ編成で演奏するのが夢の一つです。
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