理念とか…
日曜日のやぎです。こんにちは。
最近、ちょっと集中して取り組んでいたことがあったのですが、金曜日に一区切りして、ただいま呆けております。
私の専門は合唱指揮と指導ですが、合唱演奏は、集う個々人の技術や知識が礎になってその響きや奥行きが大きく変わるので、各自の技能に資する音楽教授法や音楽基礎教育などにとても興味関心を持って取り組んでいます。
私の音楽基礎教育は長い間、大人が対象でしたか、数年前から年齢幅をぐ~~~~~っと広げて、「ゆりかごから墓場まで」になりました(笑)。
コロナで中断していますが、やぎらぼでも子供クラス(仮)の創設を目指しています。
最近集中して取り組んでいたのは、ここ数年興味関心をもっていた子供への音楽教授をリアルに「実践」するための準備でした。
私自身、子供時代に特別な音楽教育は受けておらず。むしろ、就学前は野山で遊ぶか引きこもって妄想族に徹していた「教育」とは縁遠い生き物でした。2004年、音楽基礎教育を学びたいと一念発起し留学。2019年、音楽基礎教育の基礎の基礎を学びたいと一念発起(再)。それ以来、折々に、幼児教育や学校の先生方が集う各種講座に紛れ込んでいます。最初は大人の世界との乖離に戸惑うこと多々でしたが…。まさに「ここ」に鍵がありそうです。
とはいえ、各種講座にいくら紛れ込んでも、実践力がつくかどうかは別のお話(笑)。
そしてまた、各種技術は教えられるとしても、果たしてそれが子供たちの将来にどういう影響があるのか、をしっかり見据えていないと、結局ただのテクニシャンを生み出すだけなんですよね。
音楽が、生涯、親しい友人の一人として寄り添ってくれるよう。音楽を通じて世界の扉が開くよう。などなど、願うことは多々ありますが。
「いざ実践」となってまず最初にやったことは、自分の考えの整理(笑)。
コダーイ先生の語録や各種関係書籍を読み直し。ハンガリーで出会った先生方のYoutube動画を浴びるように見直しました(コロナの影響でオンライン講座が増えて、公開動画を見られるのは、たいそうありがたいです)。
同じ言葉でも、大人初心者を教えたいと思って触れていたときと、子供たちへの指導を視野に入れている今とでは、響く意味合いが異なってくるのが面白いですね。
そんなこんなで、理念の整理から、実践の準備、そして実践、(&一人打ち上げ)、とがっつり取り組んだ約10日間。とてもよい経験になりました。この機会をくださった先生方と指導を受けてくれた子供たちに感謝感謝です。
コメントを残す