ただいま~
本日午後、無事に帰宅しました~。
いや~~~~~。
疲れた~~~~。
でも~。
本当に充実した2週間でした。
震災のことを少しでも…と心に決めて渡欧したのですが。
私以上に、ファルカシュ先生が、その想いを強く持っていて、コンサートを、私の居住地である「仙台」の津波犠牲者のために…と言ってくださいました。
私が、震災後、メールで無事を報告した時から、彼の心には何かかわき上がっていたようです。
「当日Mikaを驚かさないように」と事前に皆の前で話されたのですが、その後がもう、レッスン中にも関わらず泣きそうになって、困っちゃって。
嬉しいとも悲しいとも、なんとも言えない、気持ちになっちゃって。
ひとりになってから泣きましたさー。
コンサートはブダペシュトの中心部の教会で開催されたのですが。
演奏前に聴衆にその話があって…。
ハンガリー語だけだったので、意味はほとんどわからなかったのですが、過日、オケや合唱団の前で話したことと同じようなことが紹介されたのだと思います。
また泣きそうになりました(苦笑)。
ファルカシュ先生のお父様であるFerenc FARKASの「ミサ」と、モーツァルトの「レクイエム」。
10名以上いるオケコース受講生で、本番は曲を分担して修了演奏会に臨みましたが。
私は、FARKASミサの「Credo」とモツレクの「Sanctus」を担当しました。
修了コンサートは大入り満員。大成功でした。
そういえば。私の「Credo」…大変なことになって(笑)。
いや、本番じゃなくて、練習が。
いや、本番もちょっと大変だったけど(笑)。
オルガン奏者がスタンバイする前に、ソロイストが歌いだしちゃったり。。。
モツレクのSanctusは、最後、崩壊寸前になったところを気合いで乗り切ったし。わはは。
でも、終わりよければすべてよし。
では、何が大変だったかというと…。
詳しくは、書くと長くなるので。
後日書きたいなと思うところです。。。(と、次に引っ張る)。
とにかく。
今回のオケコースは、今までになく、特別な経験になりました。
もう一人の指揮のセンセイ、ブロードベンド先生はとにかくユーモアのある、楽しい先生でしたし。
(奥さまもユニークな方で、私の笑いのツボを完璧に押さえてしまい、笑い死にするかと思いました…。)
思いがけず指導を受けることになった、合唱指導者のキシュ・チャバ先生は温厚ないい先生でした。
4年ぶりの再会を果たしたコンマスのカールマンとのやりとりは、心が震えて、思い出すと今でも涙が出ます。
教える習う。。。というシチュエーションでありながら。
一緒にいい音楽をしようという、気持ちがあって。
そこには、人のつながりというか、愛があって。
音楽って、やっぱりすごいな~。と。
あそこには、音楽のピュアな姿があるように思われてなりません。
そしてそれらは、指揮の先生方、コンマス、コースディレクターの人柄があってこそできあがるものなんだろうな、と痛感してきました。
あぁ、うまく書けませんわ。。。
とにかく。どんな状況であろうとも。
先生方を見習って、私もそういう場を提供できる人間になりたいな、と強く思いました。
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