できるようになる。

未経験なことに尻込みするのは普通のことなんだと思うんです。

なかなか思うようにいかないことに、気持ちが落ち込むのもふつー。

ふつーなんです。ふつー。ふ・つ・う。

普段やらないこと、今までやってこなかったことが、やろうとしたときにできないのは当たり前。

だから、できるようになるって、すごいことなんですよー!

耳からなり、楽譜からなり、音がとれるようになったり。

高くて、あるいは低くて、出なかった音が出るようになったり。

リズムに入らなかった言葉が入るようになったり。

前よりフレーズが長く歌えるようになったり。

なんだりかんだり。

私。

できることを仕事にした訳でもなく~。

決して楽に今の道を選んだ訳でも、進んだ訳でもないので。

出来ない人の気持ち、すごーくわかります。

というか~。

30代に突入してから、人生の舵を大きく切って方向転換をしたもので。

研究所に留学した当初は、(いい年して)できないこと満載でした☆

小さいころからピアノや楽器、音楽の専門教育を受けてきた人と、同じ勉強をしようと言うのですから。

今思えば、なんて無謀なことを…と思います(笑)。

そんなもんで。

「なんでできないんだ!」と怒って楽譜を投げつけられたり「どう教えたらいいかわかんないよ」と匙を投げられた経験もあり(笑)。

できなくて悔し泣きしたこともあるし。

落ち込んだことなんて、数えきれませぬ。

教えていただいた先生方にも大きく二通りいらっしゃいまして。

上記のような先生は、基本的に「できる人をより高みへ引き上げる」先生。

もう一方は「できないことをできるように手助けする」先生。

後者の先生で、私の中での代表格は、私が2年間ソルフェージュでお世話になった先生。

彼女はとにかく、「根気強い」。

ソルフェージュではたくさん歌うのですが、先生ご自身がよくおっしゃってたのが「私は歌えない子供だった」ということ。

「歌えないのではない、歌い方を知らないだけだよ」とおっしゃったのは先生の先生。

「歌い方を教えるのが先生の役目なんだよ」と。

だから、彼女のレッスンは、できないことが悪いことではなく、「できるようになるため」にどうすればいいかという工夫がされていたように思います。

あと。

指揮コースに入れなかった1年目。

スコアリーディングの先生が、(一般科目としての)指揮レッスンに向けて、どう準備すればいいか教えてくださったり。

ソルフェージュのクラスがレベルが高すぎて苦労した3年目。

特にピアノの技術が追いつかなくて辛かったのですが、ピアノの先生がピアノのレッスンにソルフェージュの課題を持ってくるように言ってくださったり。

オケコースも、「合唱指揮者がオーケストラと一緒に仕事ができるように…」という理念。

あらー。

「できないことができるようになるように」と強くサポートして下さる先生方に恵まれてきたのですね~。

改めて感動☆

でもー。

大事なのは、やっぱり、「できるようになりたい」と思う、本人の強い気持ちかな。

結局は、その気持ちが、良い先生方との出会いにつながり、自分の成長に直結するんですよね。

「できないことをできるように」というソルフェージュの先生のお話しですが。

同じ先生のレッスンを受けていても、伸びは生徒それぞれでした。

要は、生徒の努力や気持ちの強さに沿った結果になる、ということでしょうか。

何事にも通じることかな~と思ったりもするんです。

与えられるのを待つのではなく。

与えられないことを不満に思うのではなく。

強く、求める続けることなんだと思うんです。

できない自分を恥じず。

できるようになる自分をイメージして、そのために必要と思われることを、とことんやっていけばいい。

…と、今でもできないこと山積みの私は、自分に言い聞かせるのでございました☆

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