どちらを考えましょう?
何か新しい物事と向き合うときに、不安と期待と、相反する感情が同時に湧き上がると思うんです。
私自身もそうです、もちろん。
まず、その自分の感情に戸惑います。
そこで人のとる行動って大雑把にいうと二つあると思います。
●できない理由と言い訳を考える
●実現するための方法や手段を考える
前者はその後「何もしない」という行動となり、後者は「何かする」という行動になる。
当たり前のようですが、不思議なことだなぁと思います。
実はどちらも「思考」であって、自分自身の内側のお話なのですよね。
私も結構、「いやー。これは無理。だってさー…」とできない理由を一生懸命考えることがあるのですが。
いま、待てよ、とふと思うのです。
同じく時間を使うなら、「できないかもしれないけど、できる方法もあるんじゃない?」と、あれこれ思いめぐらす方が有効的な気がするんです。
できない理由の羅列は、どちらかといえば今から過去のこと(体験・経験)を軸に考えますよね。
なんだかそこで止まる感じ。
やろうとするときの思考回路って、過去のことを踏まえてはいるものの、基本未来のことなので、考える方向が前を向いています。自分の頭だけで足りなければ、誰かに聞いてみたり、本などで調べてみたり。
実際に行動に起こしてみて、「あれ、やっぱりダメだった」なんてことはざらです。
そこでやめるか、「じゃ、別の方法で」とまた新しく考え始めるかで、物事の成就する率は大いに変わってくる。
えぇ、当たり前のことを書いてます。
でも、当たり前すぎるが故に、私は時々見失うのです。
できない言い訳を考えるより、できるための方法を思案する方が、時間は有意義に流れていきます。
色々試してそれがダメだった時それは「諦めむ・明らむ」でよいではないですか。
思った結果が出ることだけが成功じゃない。思いがけない拾い物も沢山あります。
でも、経過から学べるのは、成就に向けた最大限の努力をしたときだけです。
まずは、出発点が大事ですね。
やらない前提でできない理由を考えるか、やれる前提で方法を考えるか。
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