2017お勉強ツアー in Hungaryを振り返る(6)

<第29回国際コダーイセミナー>

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7月17日(月)-7月28日(金)@ケチケメート

主催:ゾルターン・コダーイ音楽教育研究所

今回のお勉強の旅、前半はこちらの講座。

ワタクシ、コダーイセミナーは初参加。

2004年に右も左もわからない状態でコダーイ研究所に留学して、必死に学んだ3年。

それをもとに10年、色々自分なりに勉強&活動してきました。

この10年で、足りないことや、知るべきなのにまだ知らないことが無数にあると感じていましたので、この講座で学べることを非常に楽しみに参加しました。

<試験>

コース初日の初のコマは、予告通り(笑)、ミュージシャンシップの筆記試験。でした。

この筆記試験により、その日からのソルフェージュのクラスが決まります。

ミュージシャンシップは付け焼刃でどうなるものでもないので、もう、まな板の上のヤギ。

ちなみに、ミュージシャンシップとは、ソルフェージュや音楽理論など、プロアマ問わず、音楽を愛好するための基礎力とでもいえましょうか。コダーイの理念に基づく音楽教育では、このミュージシャンシップが非常に重要です。

私、大人になってから、コダーイ研究所で初めて系統だった音楽教育を受けたので。

コダーイ研究所のセミナーで、自身が育った方法で、自分の音楽基礎力(ミュージシャンシップ)を向上させること。

そして、その、練りに練られた教授法を学ぶことが、今回の大きな目的です。

お話し戻って。

試験は、聴音、書き取りでした。

参加者をいくつものグループに分け、同時に試験が開催されるので。

隣の部屋の試験もうっすら聴こえてきます。

先生もそれに気づき。

敢えて、隣とタイミングをずらして、課題がうまく繰り返されるようにしていました(笑)。

(向こうの先生も、きっと気づいてたと思います。絶妙なタイミングで課題が流れてきたので)

昔、研究所のソルフェージュ、冬の試験で、先生が、「サンタクロースからのプレゼント」「これは先生からのクリスマスプレゼント」と、聴音課題を2回多く弾いてくれたことを思い出し、ほっこり。

また、この試験方法に不慣れで、戸惑っている人に、先生から音やリズムの取り方のアドバイスもありました。

私はこういうスタンスがとても好きです。

結果、気になります?

まぁ、無調の2声書き取りは、撃沈しましたよ、えぇ。

他にもできないことがちょびちょびありました(^^;;

できたこともありましたよ、もちろん!

点数が出たり、他者と比較して順位を出すための試験ではなく。

「できること」「できないこと」を客観視するための試験なので。

試験結果を通じて配置されたクラスが今の自分に合っているかどうかが重要なわけです。

最初の2日ほどは、難しすぎる、易しすぎる、を受講生自身が判断して、ソルフェージュクラスを移籍することが可能でした。

私は、試験を通じて、留学中にはたどり着けなかった、ルネサンスの音楽課題を多用するクラスに入れたので、ホクホク。

ちなみに、3年間の留学で体験したミュージシャンシップの授業は、課題が、わらべ歌や民謡→ウィーン古典派→バロック(留学中はここで終了)→ルネサンス→ロマン派→それ以降、を軸に流れていたようですが、実際には、理解、体得すべきもののために、時空は頻繁に超えていたと思います(笑)。とても臨機応変。

今回、望むクラスに入れたことは。

帰国後の10年、一人でコツコツと自分を育ててきた結果のようにも思えて、少し誇らしく思えました。

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