理想の響き

昨夜はこんなコンサートに出かけました。

20180608ヴィオラスペース

ヴィオラまつり(笑)。

かなり貴重な機会。

こんな風にがっつりヴィオラの音色に耳を傾けたのは、生まれて初めて。

しかも、オープニングがバルトークのDuoだったものですから。

幸せ過ぎて、ニヤニヤしそうになりました。

ヴィオラでハンガリーものだなんて、ダブルでおいしい。

その後も、好きな曲が続きました。

私が「弾きたい楽器としての」弦楽器に強く惹かれたのは、チェロが最初。

チェロには惹かれた明確な理由、惹かれた瞬間の自覚があります。

しかし、なんやかんやで、実現には至らず。紆余曲折を経て、ヴィオラに行きつきました。

だから、今、なぜこんなにヴィオラに惹かれるのか、実は自分でもよくわかっていません。

でも、とにかく、昨日はその音色に、ヤラレタ感たっぷり。こんなに美しいものか~と感激。

と、同時に。

自分の中に演奏者の響きや個性の好みがあまりないことにも気づきました。

どれも「キレ~、ステキ~」で終わってるというか。

曲の好みはありますよ。

でも、歌や合唱については、ものすご~くこだわりを持って聴くし、はっきりとした理想の響き、目指したい音色などあるのですが。

ヴィオラについては、それがまだないことに気づきました。

もー、たくさん美しい演奏を聴くことに尽きますね。

早速ヴィオラの曲がたくさん入っているCDを手配しました。

新しい楽器を通じて、新しい楽曲に出会うことも楽しいですし。

既知の曲でもほかの楽器で奏でることでまた違う顔が見れることも楽しいですね。

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