検証?

最近中学生向けの本を読んでいると思っていたのですが、高校生向けだと判明(笑)。

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例として数学の話題が出ると、私の思考が緊急停止します…。

脳の使い方や勉強の仕方に興味が湧いているのは。

音楽(合唱)の学び方が、頭や心とどうつながっているのか知りたいからもありますし。

「練習」と称して行っていることが、理解、習得、体得に、どう作用していくのか(ちゃんと作用するのか)ちょーっと検証してみたくなったことも理由です。

この年齢(18歳!)ならもっと専門的な本を読んでもおかしくないでしょうが(^^;;;

人の中身は年齢では測れませんよ、奥さん。

それこそ書かれている内容が自分の理解力をだいぶ上回ってしまい、何度か挫折したので、

最近は、焦らず、自分の理解可能な範疇からじっくり、幅を広げたり、深めたりする学び方に変更してます。

さて。

世にはたくさんの音楽教授法が存在します。先生の数だけあるといってもいいくらい。

私の音楽基礎教育は、ハンガリーのゾルターン・コダーイの理念に基づいています。

今、自分の経験と学びの中から、お勧めできる方法を提示し続けているわけですが。

自分が通った学校が良くて、その理念や方法が肌に合ったから、と言って、それらをそのままコピーして指導することが本当にいいのか?という壁には、帰国後すぐにぶつかり。

紆余曲折を経て、より共感しやすい(であろう)方法や材料、言葉に置き換えて指導しています。

この指導法が絶対!と言い切れることは全くありません。練習方法もいろいろあるでしょう。

ただ、伝統や慣習、ひょっとしたら惰性で、意味や効果を考えず続けている指導や練習があるかもしれず。

また、受ける人が変われば、見合う指導も変わるのは当然ですから、

自分の指導…練習の方法、材料、段取りを常に見直し、引き出しを増やし続けることを大切にしていきたい。

そんなわけで?

上記の本も、書かれている各要素を音楽指導や自分の(楽器等の)学びに置き換えながら、読んでみています。

いろいろ考えてしまって、なかなか先に進まないのですが(笑)。

それでも、自らも学び(救われ)、今指導に用いている、階名唱法や文字譜、ハンドサインなどが、なかなか理にかなっているので、これらを考え付いた人はすごいなぁと、しみじみ。

合唱での学びが、目の前の曲を(表面的に)上手に歌うことだけでなく、音楽の基礎力を高めることにも役立ってほしいし。

基礎力を高めることで、向きあう音楽の奥行きを知り、行間を読み、描かれている世界を耳と目と心で捉えて味わえる、

それらを声などのアンサンブルで再現できる…そんな楽しさに通じていけたらいいなぁと思う今日この頃です。

ちゃんと頭と体を使って音楽を続けて行ったら、人間ボケないのではないか、も、自分自身でも検証していきたいと思います。

ヤギの人生、すべてモルモット生活。

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