やっとこさ

大学院受験前から読もうと思いつつ、「積読」気味だった2冊を、この年末年始でやっと読み終えました。

私の大学院での専門は成人教育、生涯(音楽)学習になりますが、海外由来の文献を読むたびに、首がもげそうなほど納得したり、思い当たったりすることばかりです。日頃気になっていることと似たようなことが、遠い国でも起こっているのですね。興味深い。

私個人は、合唱指揮者と合唱指導者とは100％イコールとは思っていなくて。

演奏者の一人である指揮者と、指導(支援)の専門家である指導者と、２つの役割を担っていると考えています。もちろん一人で二役こなすことが多いので、実践にはグラデーションがあると思いますし。ブレンドされたアプローチになることも多いと思います。

2つの専門性が同時に高まるとよいのでしょうが、そうは問屋が卸さないという現実は身に染みてます(笑)。なので、さなぎ期間に、後者の専門性を習得し、皆さんがよりそれぞれのやりたいこと、かなえたいことを支援できる存在になりたいなーなどと思っている次第です。