ソルフェージュGoGo!
音楽の基礎力向上キャンペーン中。
働き方改革のさなかですが、音楽基礎教育の思索は、ほぼ年中無休です(笑)。
最近は、我が家のソルフェージュ教材(の一部)を並べては、眺めております。
コダーイ三昧(笑)。
合唱でも器楽でもなんでもそうだと思いますが、歌ったり弾いたりする過程で自然に譜が読めるようになるか、といえば、ほとんどの場合NOですね。
私は歌う活動を20年やっても新曲視唱ができるようにはなりませんでした。
全国大会を目指した熱い高校時代、たくさんやった固定ド唱も、私の新曲視唱にはまーったく作用しませんでした…(´・ω・`)
声や手指の技術向上と同様、譜を読む技術向上をきちんと目標に据えてはじめて、How to に向き合え、体得することができると思います。
特に合唱は、言葉もあるし、生身の体で自分自身で音程をとって、ほかの声部と絡みますから、実はかなり複雑なことを同時にやってるんですよね。音符を読んで正確に歌う技術は、ほかの修練と分けて練習する方が、実は効率的だと思います。
急がば回れ~~。
音符を見て歌う練習教材は、コンコーネやコールユーブンゲンが有名ですが。
もしソルフェージュ未経験の方、あるいは、視唱でピアノなどの楽器の助けがないと全く音程が取れない方には、コダーイの理念に基づく基礎教育をぜひお勧めしたいのです。
ピアノはもちろん「音符」からも一旦離れて、音楽を学びます。
音楽をするのに、実は音符や五線譜が障害になっている人も結構いるのです。ピアノが邪魔になる人もいるんですよ。
これまでの一般的なやり方から大きく離れるかもしれませんが。
そもそもこれまでのやり方で視唱できなかったのなら、離れても痛くも痒くもないですね(^^;;
音程やリズムを正しく理解している!と頭で思っていても、歌うとそうでもない、ということ多々ありますね。
合唱で、ほかのパートにつられる、あるいは、入りのタイミングがバラバラだと入り損ねる、などの、よくありがちな事故も、ソルフェージュを整理することで改善されるでしょう。
土壌を耕してから種をまく方が、きちんと芽が出る、というところでしょうか。
より充実した合唱ライフに、ぜひぜひソルフェージュをやりましょう。
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