1年の計は…
1月2日にあり!
今年の場合。
私限定。
昨日は実家に帰省しました。
諸々の事情で日帰りだったのですが、珍しく姉兄ファミリーが滞在中で。
甥っ子姪っ子、犬…と、とにかくものすごい人口密度。
本当に足の踏み場(座る場所)がなかったりして…。
数時間の滞在だったにも関わらず、帰宅後も少々気持ちが浮ついていて。
あまりにも乱れた気持ちだったため、久々に本を開きました。
(それが昨日の「念を継がない」に行きついた訳です…笑)。
そろそろ自分なりの生活リズムを取り戻すべく。
私的には今日が初日。すべてにおいて。
抱負というか細かい目標はありますが。
それは森の中の「木」という感じなので、羅列するのはやめておきます(笑)。
森を育てるのが大事~。
2010年は本当にたくさんの出会いに恵まれた一年でした。
特に人生の先輩方とたくさん出会えて、音楽をする前に「人」であることの大事さを感じました。
音楽経験あるなし以上に、人としての「生きざま」が、音楽ににじんでくるなぁと。
正直、心が揺れて涙ぐんだ時もあります。
(年のせいか、涙腺が…笑)
指導者という立場にいながら、実は私が一番勉強させていただいていることに気づいたり。
生活や仕事に慣れてくると、心に隙ができます。
その結果、邪念・雑念にまみれて、目指す道を見えにくくします。
人との接し方にも「慣れ合い」が生じてきます。
新しい出会いは、初心にかえるきっかけになることも多々ありますね。
ご縁のある人とは自然につながるし、目指す道(進むべき道)をしっかり進めば、自分の人生に不可欠な出会うべき人に出会い、私自身も相手にとってそのような存在になることができるのかもしれません。
それは「ご縁」であって、自分でどうこうできるものではないように感じています。
今日は久々に、ハンガリー留学を思い出しました。
情熱だけを持って渡欧し、何もできない自分、何も知らない自分を知り、必死に勉強した1年目。
「一心不乱」というのがぴったり。
念願かなって所属したはずの「指揮コース」で、自分の道がみえなくなった2年目。
メインのConducting Lab.はいつも不穏な雰囲気に満ち(苦笑)、ハンガリーでも日本でもいろいろあって、合唱を聞くのも考えるのもイヤ、人前に立つのも怖い、というところまで落ちました。
「なんで私ココにいるんだろう」とか思っちゃったり(笑)。
けれどおかげで、留学すること、勉強することの意味を私なりに考えることができ。
最終的には「やっぱり私は合唱が好き」と心の底から思えた年。
研究所生活に慣れ、自分なりの道を模索し始めた3年目。
けれど心に隙が生まれて、ちょいと音楽以外の悩みもあった年(笑)。
今となっては「もう少し遊べばよかったな」と思うこともあるのですが。
きっと私にとってあの3年間は、あれでよかったのだろうと思うんです。
そしてそこでの出会いや経験は本当に大きな意味がありました。
けれどそれも、実のある「出会い」や「経験」を求めたのではなく、私が求めたものは合唱音楽であって。
自分なりに進もうとした結果、縁あって生まれたことだったように思います。
2007年から新しく合唱活動を始めて。たくさんの方と出会ってきました。
一人加わることで合唱団の色は、ほんの少し、でも確実に変化します。
そしてその変化と共に、私も少し、でも確実に変化します。
私はまだ完成されていないので…っていうか、一生かけて進化&成長していくと思うので、それでいいのだと思います。
その結果気付いたこと、生まれた合唱活動もあるのですから。
私は一体何を言いたいんでしょうね。わかりませんわ(笑)。
ただ。
おごらず。
焦らず。
心を開いて。
一緒に合唱音楽をしてくれるたくさんの人、応援してくださる皆さま、その他多くの出会いや出来事に感謝して。
合唱や合唱団が生き生きと輝ける道を目指して。
私は私なりに、自分のやるべきことを自分の思う方法でしっかりやっていきたいな、と思うのでした。
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