声で描く

お陰様で、年内のお仕事は終了~。

今週は、2団体で、施設への訪問演奏をさせていただきました。

ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

大変お世話になりました。

その間に、素晴らしいコンサートを聴くことができて。

色んなことに想いを巡らせた数日間でした。

歌うことって、声で絵を描くことのようにも最近思われるんです。

歌は、目に見えないものですが、心の中に明らかに何かが浮かぶのです。

本当に上手な歌手の方は、絵筆の使い方が本当に上手で。

たった一本の線を引くだけで、何かを訴えてくるんです。

線の太い細い、強弱、色の濃淡、色の重ね、あれやこれや。

私は絵に詳しくないので、今はまだ言葉が整理されませんが。

とにかく、絵筆の使い方が絶品。

そこには、高い技術力が確かにあって。

そして何より、ご自分の中に、描かれるべき絵画の完成図、音楽の風景、世界があるのです。

高い技術があっても、それがどこでどのように使われるべきか、描きたい世界が明確になければ、「技術が空回り」することもあるかと思います。

一方、描きたい世界があっても、それを表現できる、描く技術がなければ、描くことはできません。

両者がうまくかみ合うことで初めて、歌は、歌う人の中にある心象風景を描き、聴く人の心の中に、何かを呼び起こすのですね。

楽譜には、詩人、作曲家が、言葉や音で描いた世界が、書き残されています。

それらを読み解き、自分の心に両者の世界を描きだすことで、やっと私たちはその世界を見ることができ。

的確に歌い表現することで、その世界をより多くの方と分かち合うこともできちゃう。

すごいね。

自分が合唱おバカさんなので、「歌」で考えましたけども。

恐らく、どんな楽器でも同じだと思います。

日々の技術的な精進と、心の中に自由に自分の豊かな世界を持つことのバランスがうまく取れるといいなぁ~~~、と改めて思いました。

美味しいものを食べて、美しいものを見て、良く寝て、良く飲んで(酒)。だな。

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