匂い

昨日、ご縁があって、ハンガリーなどでよく用いられる民俗楽器のツィンバロンの音色を聴く機会に恵まれました。

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ハンガリーの音楽教育者として有名なゾルターン・コダーイは、偉大な作曲家でもあります。

彼の作品「ハーリ・ヤーノシュ」には、ツィンバロンが用いられ、ハンガリーの匂いを一層際立たせます。

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曲についての詳細は、ぜひお調べいただいて(笑)。

この楽器が入ることで、まるでハンガリーにいるかのような気持ちにさせられるのが本当に不思議で。

音楽は「音」なのに、風土、匂いを感じるのです。

ハンガリーの場合、「香り」というより、「匂い」という表現が、私にはしっくりきていて。

人生で初めて音楽を通じてハンガリーという国に興味を持った時「この国の風を肌で感じて、土のにおいを嗅いでみたい」と表現したのですが。

いまだに私の中では、その感覚が生きているようです。

昨日はそんな私の「初心」も思い起こさせてもらえました。

昨日お邪魔したのは、こちらのオーケストラ>>海神交響楽団

コンサートは今週末。

— 海神交響楽団第2回演奏会 —

日時:2018/8/11(土祝)14時開演

場所:船橋市民文化ホール

指揮:松川 智哉

曲目:

Z.コダーイ/組曲「ハーリ・ヤーノシュ」

※ツィンバロン独奏:中川 陽子

J.ブラームス/交響曲第1番ハ短調op.68 

お近くの方、ぜひ、足をお運びください。

昨日はリハの合間に客演ツィンバロン奏者の中川陽子さんといろいろとお話させていただき。

私の妄想は膨らむ一方(笑)。

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ななな、なんと、ツィンバロンを弾く(叩く)という体験までさせていただきました。

貴重~~~。

団員さんもわらわらと寄ってきてツィンバロン体験会の様相。

この音色、音楽世界をぜひ仙台でも…と改めて思った次第です。

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